デリカ部門より、今治市の歴史への思いのこもった、新しいお弁当が完成いたしましたのでご紹介します。
“八木亀三郎翁の 蟹・鮭御殿(御膳)“
蟹や鮭鱒工船の先駆者としてご活躍された今治市の八木亀三郎翁、その歴史をふまえて蟹と鮭を贅沢にあしらったお弁当が完成いたしました。
八木亀三郎翁について。
大正時代、大型汽船による蟹漁業を開始し、工船による蟹缶詰製造量日本一を誇り、蟹工船や鮭鱒工船の先駆者としてわが国の北洋漁業にその名を刻みました。
また今治商業銀行(伊予銀行の前身)頭取を30年間務め、今治瓦斯会社(現・四国ガス)を創業するなど、今治地方の渋沢栄一のようなご活躍を見せた実業家でもあります。
その八木亀三郎翁の“カニ御殿”とも称される旧家が、今治市波止浜にのこされており、当時の面影がそのままのとても素敵なお屋敷です。
現在は藤高興産株式会社管理の“八木商店本店資料館”として公開されております。
八木亀三郎翁の評伝
“伊予が生んだ実業家の巨人 八木亀三郎 〜北洋漁業に名を刻む蟹工船の先駆者〜”(第35回愛媛出版文化賞大賞受賞)の著者である、愛媛県今治市の歴史研究家、大成経凡氏にご発案いただき、商品名を命名いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
ぜひ身近な歴史に思いを馳せて、味わって頂けましたら幸いです。